大町桂月投宿の地
十和田湖を広く世界に紹介した大町桂月が、初めて十和田湖を訪れたのは明治41年のことでした。この時八戸も訪れて数多くの人々に歓迎を受け、出会いを重ねています。また鮫町の物見岩や蕪島を訪れその眺望のすばらしさを十和田湖とともに賞賛しています。来訪の際宿泊したのが、この場所にあった江渡旅館で主人を和田とよといいました。主人は歌や句を詠んでその世界では知られた人でもありました。桂月は寄席で即興の戯歌として「八戸に過ぎたるもの二つあり江渡の女将と浦山太郎兵衛」と詠み、文章の中に書き留めています。